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世界的に有名なバレー団
レニングラード国立バレエ団の主役たち


(右写真)東京六本木にて右から
ペレン、ミャスニコフ、石塚編集長、パビブリナ、マミン

 「白鳥の湖」や「眠りの森の美女」などの古典作品を得意とし、世界で最も美しいコール・ド(群舞)のアンサンブルと絶賛される名門レニングラード国立バレエは、綿密な研究に基づいた作品を上演し世界的に評価されています。
 日本で毎年行なわれる公演では次々と新作を発表し、公演回数も全国で延べ600回を超え、また、今回の来日公演では日本初公演、構想から実現まで15年にも及ぶ研究を重ねたといわれる日本の古典を完全バレエ化した新作「竹取物語〜月からきた姫〜」を含め6作品もの全幕バレエを披露しました。
 ソリストの中には国際コンクールで優勝している女性プリマたちも多く、ロシアを代表するバレエ団として世界中にその名を轟かせています。



ファンを魅了しつづけるトップソリストたち

 ミャスニコフ、マミン、ハビブリナ、ペレンはともにワガノワ・バレエ学校卒業後、レニングラード国立バレエに入団し、トップダンサーとして主役を踊り続けている人たちである。
 シンデレラなどの王子様役で知られているミャスニコフは絵本から出てきたような高貴な王子さまという印象がぴったりのダンサー、マミンはくるみ割り人形の人形役などでご存じの方も多いと思うが優れたテクニックと独自の表現力を持った個性豊かなダンサーである。また、美貌と明るさそしてシャイなしぐさと笑顔が魅力的なハビブリナはシンデレラを始め、主役のレパートリーも多く表現力が抜群とファンや関係者の間から絶大なる評価を受けている。さらに、すい星のように登場した美貌の若手バレリーナ、ペレンは、今や世界中が注目する将来有望な舞踊手のひとりであり、日本初公演の「竹取物語〜月からきた姫〜」では主役のかぐや姫を優雅に舞いファンを魅了した。



六本木で盛り上がった座談会

 六本木で美味しい寿司を食べた後、バレエのことや日本のこと等について思い思いに語りあってもらうことになった。
 バレリーナは身体が資本。そのため冬は身体を冷やさないように防寒具で身体をすっぽり包み込むなど健康管理には常に気をつけているという。特に海外公演が多いため、外国に行く場合でも普段の生活リズムを崩さないように注意しながら、本番前は軽く運動をし身体を暖める方法をとっているのだそうだ。舞台で使用する特別な防寒具などは日本製が多いのだと話す。
 皆さんに初めて覚えた日本語について質問してみた。するとすかさず「どうもありがとうございました」ですとの答えが返ってきたが、日本に来る前に必要最低限の言葉、例えば「おいしい」、「さようなら」、「こんばんわ」、「気をつけて」などは覚えてきたのだという。来日の機会が増えるに従って徐々にいろんな言葉を覚えるようになり、最近では地方の方言、特に関西弁の「めちゃ・うまい!!」なども覚えたと楽しそうに話すミャスニコフは箸を自ら所望するなど箸の使い方がめちゃ・うまいのだ。これには思わず周りの人たちから感嘆の声が上がった。
 また、エネルギーの源はという問いに「日本には私達のファンがたくさんいます。皆さん友好的で紳士淑女の方々ばかりですが、踊っている時は皆さんの顔を見ることはできません。でも、舞台が終わって幕が降りお礼の挨拶をする時に喜びに満ちた皆さんの顔が見えます。それが私達の喜びであり、明日へのエネルギーの源となっています。」と日本のファンの皆様に感謝の思いを込め話してくれた。





 容姿端麗、清楚な華やかさを持つ若手のバレリーナ、イリーナ・ペレン。
 レニーグランド国立バレエに入団後、短期間で「白鳥の湖」や「海賊」、「眠りの森の美女」などのヒロインに抜擢され、堂々と主役を演じ関係者の間から絶賛の声があがっている。
 また、一昨年の日本公演ではゲストの来日が遅れ、急遽バヤデルカに出演。パートナーは世界のスーパースターであり、キーロフ・バレエのトップダンサーであるルジマトフ氏。
 ペレンは落ち着いた見事な演技を披露し、ルジマトフ氏からも絶賛されている。さらに今回は「竹取物語〜月から来た姫〜」のかぐや姫を優雅に舞い、輝く月のように優美な姿で観客を魅了した。日ごとに技術も安定、演技にも深みが出るなどさまざまな役をきちんと踊りこなせる将来有望なソリストである。
 今や世界が注目する旬の若手バレリーナの一人であるイリーナ・ペレンにインタビューしてみた。


★日本公演は何回目になりますか
◆10回目になります。私は8歳の時、勉強とバレエの練習が両立出来るワガノワ・バレエアカデミーに入学しました。そして12歳の時、まだ学生でしたが初めて日本公演に参加しました。
★日本のすきな観光地についてお話し下さい
◆日本には京都のようにとても美しくすばらしい観光地がたくさんあります。そういう美しい観光地も好きなのですが、でも私はどちらかというと東京などのような大都市の方が居ごごちがよく落ち着きます。
★日本食で何が一番困りましたか
◆日本には独特の食べ物が大変多く、特に箸を使う文化があり、その箸を使えなくて最初は大変困りました(笑い)。今は箸を使えるようになりましたので困ることなくなんでもおいしく食べることが出来ます。
★日本食で好きなものは何んですか
◆お寿司が大好きです。ただそんなに数多く食べている訳ではありませんので、材料(タネ)の名前はよくわかりませんがお寿司であれば何でも食べれます。
★バレエは練習がとてもハードだと聞きますが
◆よくそう言われますが、私自身バレエそのものが好きですからそんなに練習がきついとかハードだとか苦労したなどと思ったことはないです。バレリーナとして成長するためには練習がとても大切です。そのための努力は惜しみません。
★バレエを習い始めたきっかけをお話し下さい
◆子供の頃からスポーツやバレエが大好きでした。7歳の時、両親に自分からバレリーナになりたいと話し、バレエを習い始めました。そして今日があります。
★自分にとってのバレエとは何ですか
◆バレエは私にとって生活の一部であり生活様式であり人生そのものです。
★ヒロインに抜擢された時の心境をお話し下さ
◆とてもうれしかったです。その反面、責任が重大で緊張感でいっぱいでした。
★一番好きなバレエは何です
◆バヤデルカです。
★どういうバレエですか
◆このバレエは演出家や舞踊手たちに最も愛されている演目のひとつです。感動的な音楽に、ドラマ性があり、そして美しい踊りなど観客の心を引き付けてやまない作品だと思います。言葉ではなかなか表現することができません。ぜひ一度見て下さい。
★この作品を世界的大スター・ルジマトフ氏のパートナーとして踊られたそうですね
◆ハイ、そうです。一昨年の日本公演でしたがゲストの来日が遅れて、急遽私がバヤデルカのニキヤ役を踊ったのですが、ルジマトフさんの相手役として踊るのはとても光栄なことで、しかも日本で踊る機会を得たことは大変な幸運でした。ルジマトフさんは世界のスーパースターですから本当に緊張しました。でも踊りの技術や演技はすばらしく、情熱的で舞台でエネルギーを下さる方で私をとても助けて下さいました。大変勉強になりましたし、素晴らしい体験をさせて頂きました。   
★将来の夢についてお話し下さい
◆あまり将来のことは考えていませんが、ただ先のことはわかりませんので、今はとにかく踊る事だけ考えて自分を磨くことが大切だと思っています。そのためにこれからもっともっといろんな役に挑戦し、演技力や技術力などを安定させどんな役でも踊りこなせるバレリーナとして、成長していきたいと考えています。
★ありがとうございました。


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