秋田県発!秋田の市民新聞のあおぽ


モスクワ国際バレエ・コンクール第1位入賞者
世界的に知名度の高い、レニングラード国立バレエ団トップソリスト

クチュルクの魅力

 170年の歴史と伝統を誇る名門レニングラード国立バレエは白夜と芸術の都サンクトぺテルブルグで育まれ、宮廷、貴族、外交団などの華やかな社交場として数多くの舞台を開催。
 また、白鳥の湖や眠りの森の美女などの古典作品を得意とし、世界で最も美しいコール・ド・バレエと世界的に評価され、多くの人々に愛されている。
 レ二ングラード国立バレエ団のトップソリストの一人であるオクサーナ・クチュルクはウクライナ国立キエフ・バレエ学校卒業後、同バレエ団に入団。日本公演も数多く国際的に活躍している。
 2001年にはモスクワで行なわれた国際バレエ・コンクールにおいて、眠れる森の美女や創作作品の演技が高く評価され見事第1位を獲得。小柄だが均整のとれた美しいスタイル、そして大人の魅力を持ち、日本が大好きというクチュルクにバレエとのかかわりなどについてインタビューしてみた。



◆入賞した時の感想をお話下さい
この勝利は私にとって苦労の結晶そのものだったので非常に嬉しかったです。
◆お父様も入賞しているようですが
ハィ、そうです。父も20年前に同じモスクワ・コンクールで銀賞をとっているんです。だから喜びはひとしおでした。
◆バレエの道に入ったきっかけをお話ください
学生時代は数学や科学にも興味がありました。でも両親ともバレエの仕事をしていましたので、私がバレエの道に入るのは自然の成り行きでした。
◆自分にとってのバレエとは
何と答えたらいいのでしょうか(笑)。私はバレエでいろんな自分を表現出来ますので、一言でバレエを語るのはあまりにも難しすぎます。
◆日本が大好きと伺いましたが
ハィ、日本は全部好きです。人間が好きです(笑)。皆さんとても親切で、観客のマナーもすばらしいし本当に尊敬できます。
◆好きな観光地はどこですか
横浜が大好きです。横浜は日本の古き良き文化、それから建築などの新しい文化が融合して非常に面白く気に入っています。あとは渋谷も心に残る街です。
◆好きな食べ物はなんですか
今日お寿司を好きになりました(笑)。実は以前一度だけお寿司を食べたことはありましたが、美味しくなかったのでそれ以来食べていません。お寿司の美味しさは場所と職人さんに左右されるものだということを痛感しました。
◆美しいスタイルを保つ秘訣を教えて下さい
舞台の前は基本的には食事をしません。空腹の状態で踊る直前にビタミン剤などを少し飲みます。そして舞台が終わったあとゆっくりと食事をするというのが通常のパターンです。ただスタイル維持のためにダイエットをする場合もあります(笑)。
◆バレリーナとしての将来をお聞かせ下さい
ウーン、難しい質問です(笑)。明日のことは現時点では全くわかりません。なぜならば明日バレエを辞めるということがあるかもしれないし、他に興味の沸くものがあるかも知れない、そういう意味で将来について多くを語ることは難しいです。ただ、私はバレリーナですから今はバレエのことだけ考えて一生懸命頑張っています。秋田の皆さん夏と冬の二回は公演のために来日します。ぜひ見に来てください。
◆ありがとうございました。





21世紀のクラシック界を担う
俊英の指揮者 アンドレイ・アニハーノフ

 レニングラード国立バレエ団の首席指揮者として来日するアンドレイ・アニハーノフはロシア国内での演奏の他オペラ団、バレエ団、オーケストラとともにフランス等の公演活動に参加し、多忙な指揮活動を行っている。
 また、毎年サンクトペテルブルグで開催される復活音楽祭のプロジューサー・音楽責任者としても活躍している。華麗な指揮ぶりで絶大なる人気を博している若き首席指揮者アニハーノフは将来を嘱望される優秀な指揮者として多いに注目されている。



 1966年、モスクワから飛行機で約1時間の所にある、サンクトペテルブルグ(旧レニングラード)生まれ。
 サンクトペテルブルグ音楽院でコーラス指揮課程とオペラ・シンフォニー指揮課程を卒業。在学中に全ソ連青年指揮者コンクールで第1位を獲得。1991年、サンクトペテルブルグ交響楽団の首席指揮者に就任。
 1992年、ムソルグスキー記念サンクトペテルブルグ(レニングラード)国立アカデミー・オペラ・バレエ劇場の芸術監督並びに首席指揮者に就任。現在も兼務している。


―日本の印象―
92年に初めて日本に来ました。その時一番印象に残ったのが機械や建物など人間が住みやすいように作られた国であるということ、そして特色のある食べ物が多いという印象でした。

―好きな食べ物―
寿司が好きです。私はカニなどの海産物が好きですから全く抵抗なく食べます。

―好きな観光地―
京都です。京都には三十三間堂やお寺など不思議な歴史の建造物がたくさんあります。その中に入ると別世界に入ったような感じがして心が落ち着きます。

―音楽との出会い―
サンクトペテルブルグには音楽の専門家を育てる施設がたくさんあります。
母は私が6歳の時、将来何かの役に立つだろうと音楽の専門学校に入学させました。それが音楽との出会いです。そういう意味において両親は正しい判断をしたと思います。

―指揮者という仕事
いろんなジャンルに言えることですが、人とのコミュニケーションが非常に大切だと思います。芸術という分野は明確な区切りのない世界です。自分のやることに対して人を信じさせるというのはとてもむずかしいことですが、でもそれが出来た時は嬉しいものです。観客は劇団のいろんな連携プレーを敏感に感じ取りながら楽しみます。

―目指している音楽― 
私が目指している音楽は芸術と人の気持ちをうまく融合させることです。以前マネージャーが「私達の音楽は芸術的で柔らかい」と話してくれたことがありそれをとても嬉しく思いました。これからは音の良さ、文化の高さ、そして人の気持ちをうまく伸ばすことだと考えています。ダンサーには踊りのしなやかさがあり、音楽家は音をよくしようとする気持ちがあります。時間という次元の中でふたつが同時に融合しなければいけないと思います。

―バレエの演奏と独自の演奏の違いは―
バレエの演奏にはそれなりの難しさがあります。ダンサーの目指すものは肉体美の表現ですから芸術的な演奏に共鳴できればいいのです。バレエは美しいものでありそれを認めないわけにはいきません。しかし、独自の演奏は簡単そうにみえるが難しいです。でも私にとっては楽しい芸術を追求する独自の場が得られるという意味では大きな魅力があります。中には独自につくられた演奏で踊ることを好むダンサーもいます。きれいな音楽を聞いて踊るダンサーもいます。それはバレリーナは専門学校で音楽も踊りもどちらも学ぶからです。

―音楽家としての将来―
私は他人に「貴方の人生は音楽そのものですね」と言われることが非常に嬉しいです。ただ、将来の話というのは大変難しく今言えることは人間としての人格をもっと極めたいということです。それが私にとっての将来の課題であり、また将来そのものではないかと思いです。

―最後に―
私は年に2回、夏と冬にレニングラードバレエ団と一緒に来日します。ぜひ近くで公演があった時は会場にお出で頂き演奏なども楽しんで頂きたいと思います。

ありがとうございました。



コーナーのTOPへ戻る

青いポストHOMEに戻る

別館【秋田の不動産なら秋田ネット不動産】