秋田県発!秋田の市民新聞のあおぽ


クロード・モネの家



 美しい田舎町ジヴェルニーはパリから北西へ約70〜80kmも離れているだろうか。初めて訪れる場合は日本語ガイド付きのバス半日観光がおすすめだ。
 ここには日本の影響を強く受け、花に夢中だった画家であり園芸家でもあった印象派の巨匠クロード・モネが晩年を過ごした家とアトリエが当時の姿で残されている。
 1966年に息子によって美術アカデミーに寄贈され、家屋は当時の内装とくつろいだ雰囲気をそのまま再現、また、庭園はモネが描いたのと全く同じものに復元し、1980年にクロード・モネ財団として開館した。



モネが晩年を過ごした家

ピンク色の壁に緑の窓枠、キッチンは華やかなブルーでメルヘンチックな家、これがモネが晩年を過ごした家である。

 家とアトリエの前に広がる庭の花壇は直線型に仕切られ、空中に延びる植物が天井のように広がっており、一見無造作に見えるがよく手入れが行き届いた庭の花は美しく咲き乱れている。
また、水がテーマの庭には大きな池があり睡蓮が織り成す絵画的な世界を生み出している。そこには日本風の太鼓橋がかけられ、柳が垂れ下がり藤やつつじが美しい花を咲かせている。(下図)
 この見事な庭園はモネ自らの手で作り上げたもので、個人の庭にしてはかなりの敷地である。
 モネは自宅の部屋からこの美しい庭の睡蓮を完璧な状態で鑑賞できるように建築当初から考えて作り、あの有名な『睡蓮』の絵を完成させた。





家の中には浮世絵が所せましと…

 モネの家は予想はしていたものの観光客であふれかえっており、日本の観光地を思わせるにぎわいで、ゆっくりと立ち止まって鑑賞している余裕はない。
 部屋は当時の様子などがそのまま再現されているが、驚いたのはモネの貴重なコレクションである数々の浮世絵である。
 歌麿や北斎、広重、三代豊国などの作品が所狭しと並べられ壁をびっしりと埋め尽くしているのにはびっくりした。
 内部の写真は禁じられていたので残念ながら撮影はできなかったものの地元の人をはじめヨーロッパ人など海外の人たちが浮世絵に見入っている姿が非常に印象的だった。


コーナーのTOPへ戻る

青いポストHOMEに戻る

別館【秋田の不動産なら秋田ネット不動産】