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五井野正博士の世界

チェルノブイリ事故から20年(2)

世界に先駆けて4号炉(事故炉)取材に成功!!

 前号ではチェルノブイリ原発事故から20年という節目の今年、国際ジャーナリストでゴッホの日本文字解読者でお馴染みの五井野正名誉教授(ウクライナ国立ポルタワ工科大学名誉教授・ウクライナ国立芸術アカデミー名誉教授)を団長として4カ国総勢8人で結成されたチェルノブイリ原発事故国際調査取材班がウクライナ国のチェルノブイリ原発4号炉へ向かったことをお知らせした。
 今号ではいよいよ4号炉(事故炉)200メートル手前と4号炉の中の突入についてインタビューしてみた。

 今年はチェルノブイリ原発事故20年とあって各大手新聞社が競って取材合戦を繰り広げた。先ず読売新聞が3月7日の夕刊トップで「放射線なお許容の90倍」と言う見出しで原発から4キロメートル離れた廃村の幼稚園前で10マイクロシーベルトを記録したと報道した。
 すると対抗する朝日新聞は3月22日の夕刊トップで「放射線振り切れる針」との見出しで原発の西1.5キロ地点で計測器を測ったところ1時間当たり30マイクロシーベルトを超えたと報道した。トップ記事の内容は事故原発より4キロから1.5キロ地点まで近づいた訳だ。
 さらに翌日の3月23日の毎日新聞夕刊トップで事故のあった4号炉の石棺から500メートル手前で計測したところ1時間当たり2.06マイクロシーベルトであったと報道するに至った。
 それにしても1.5キロから500メートルまで近づいたのに4号炉の石棺に近いほうが放射線が低いとは変な話である。
 それについてチェルノブイリ原発事故国際調査団の団長である五井野博士は、場所や方向によって放射線量に大きな違いが生じることはある。しかし500メートル手前で2.06マイクロシーベルトとはあまりにも低い数字だと言う。
 実際、調査団は4号炉から800メートル程手前にある5号炉付近を走るバスの中で186マイクロレントゲン(18・6マイクロシーベルト)を測定していた。
 しかも毎日新聞が載せたカラー写真は森の彼方に浮かび上がった4号炉の姿で、これはかなり遠方から4号炉を望遠で撮った写真と判断されるのだ。
 しかし大手新聞の取材記事をよそに、既に五井野博士を団長とする調査団は3月19日に4号炉200メートル手前と4号炉の中に突入していたのである。


事故後20年経った今でもなお放射線量が高く危険状態

●話し手…国際ジャーナリスト 五井野正名誉教授
○聞き手…あおぽ編集長 石塚由紀子


○チェルノブイリと言えばすぐ原子炉爆発事故を思い浮かべますが、今、観光ブームだと聞き驚いています。放射能の心配はないのですか。
●チェルノブイリ村やゴーストタウンのプリピャチ市を観光するツアーがあるというのは私も聞いたことがあります。1200グリブナ(約3万円)で2時間のツアーだったそうですが、プリピャチ市で幽霊を見つけたと騒がれたようで今はどうでしょうか。ただ、この辺の放射線量は短時間ならそう人体には影響がないので許可されたと思います。
 しかし、4号炉周辺となるとそうはいきません。短時間でも非常に危険な状態の放射能レベルだからです。

○今だにそういう場所である4号炉の手前まで行ったと言うのは驚きですね。
●写真(上記)で見ると4号炉は少し遠くにあるように見えますが、カメラは広角レンズですからこの写真のように写ります。
 しかし、この場所での放射線量は計測器で測定したところ290マイクロレントゲン(29マイクロシーベルト)を記録していました。

○朝日新聞の一面トップ記事の危険数値だと言われた30マイクロシーベルトに近値していますね。

●ええ、近いですね。しかし、4号炉周辺では場所によって500から3000マイクロレントゲン(50〜300マイクロシーベルト)の数値だと言われています。放射能汚染されていない場所では一般に1から2マイクロレントゲン程度です。ですから4号炉周辺は今でも非常に放射能で汚染されている地域だといえます。幸いに我々一行団は雪のおかげで、つまり積雪によって土壌の放射能塵が風によって拡散されない状況だったから、まだこの様な低い数値で済んだと思います。
 しかし、それにしても30マイクロシーベルトの放射線量となると、やはり人体に危険ですから、のんびりといろんな場所を撮影したり記念ポーズを撮ったりする余裕は全くなかったのです。居れば居るほど、分単位で放射能をどんどん浴びるわけですから。

放射能で顔が赤くなる!!

●例えばバスで4号炉発電所にどんどん近づいただけでも、メンバーの人たちの顔がみるみる赤くなって日焼けした感じになったくらいでしたからね。特にタス通信者の顔には帽子の痕が赤くくっきりと残ったことが印象的でした。

○えっ!それでどうなりました?
●もちろん私が開発したGOPクリームを塗ってすぐに治りましたけどね。
 でも取材人たちはそんなことなど全く気にしない感じで、ともかく4号炉の中に入れるかどうかだけしか考えていなかったみたいですね。

○すると、そんな思いまでして目指した4号炉はどうなりましたか。
●もちろん今回のメインイベントは我々調査取材班の主力部隊である週刊現代の専属カメラマンとその記者、アートメディアの委託TVカメラマンが死の4号炉の中に入れるかどうかが最大の問題でしたが・・・もちろん入れましたよ。

終(つい)に死の4号炉に突入!!

○えっ!事故炉の中に入ったのですか。一番危険な場所だと思いますが。
●もちろん一番危険な場所です。運が悪ければそのまま病院行きで日本に帰れません。私は週刊現代のカメラマンはともかくとしてアートメディアの委託TVカメラマンには無理しないでくれと何度も言いました。結局「入る」の一点張りで自己責任で行くことになりました。
 その結果、彼の撮影したビデオはテレビ局の争奪戦となり、彼はビデオジャーナリストとして一躍ヒーローとなったわけです。
 そんな訳で4号炉に入る記者とカメラマンを連れて4号炉発電所事務所まで私達は同行しました。そして取材陣が4号炉の中に入っていくのを見送るとすぐにバスの運転手は猛スピードでこの場所を離れました。4号炉に向かう時はゆっくりな運転だったのにね。後で知りましたが、チェルノブイリ市にある管理事務所の女性責任者が前日亡くなったということでした。だからでしょうね。運転手や事故炉管理責任者があわてて戻ったのは放射能の影響を恐れてでしょう。
 そして12〜13キロ離れたチェルノブイリ市にある管理事務所に戻ったときには全員が頭が痛くなりました。もちろん放射能の影響です。
 そして30分後、また、4号炉に向かい4号炉取材に成功したカメラマンや記者たちをバスに乗せ、さらに4号炉の周囲を回って4号炉手前200メートルまで行きました。その時の写真(上記の写真)がこれです。

○大変な写真ですね。この写真だけでも一面トップの大スクープになりますよね。ところで朝日新聞など大手新聞記者が1km手前しか取材できなかったのは許可が下りなかったからですか?それとも危険だったからですか?
●両方でしょうね。どんなにしても政府の許可は300m手前までしかでません。4号炉の周辺を回って300mよりもっと前に行くには昨年の12月からテロ対策の理由から許可を得るのはほとんど無理といっても良いでしょう。
 各国のマスメディアがチームを組んで取材を試みても結局は原子炉発電所敷地内である300メートル内には入れなかったのです。
 私は平成9年にキエフで「ゴッホの愛した浮世絵と歌川正国(五井野正)展」を開催し、このような災害を二度と起こさないように世界へ訴え、自己資金で開発したGOPでウクライナ国立オンコロジーセンターの重病癌患者や白血病で苦しんでいる子どもたちを救済したことがあります。
 この子どもたちが奇跡的に回復していく姿がテレビ番組の特集でウクライナ周辺国や欧米にまで紹介され、私は現地でヒーローになりました。ですから科学アカデミーの総裁をはじめ国会議員の人たちは皆さん私のことを知っていて調査取材に協力してくれました。

○それにしても大手マスコミでも4号炉敷地内の許可を得るだけでも無理なのに更に4号炉に入るとは凄いことですね。
●私の場合、メリック博士(ロシア自然社会科学アカデミーアルメニア支部総裁)の努力で政府関係者や公安、原子力発電所の管理者から特別に許可をもらったから入れたと言えるでしょう。

○どうして博士だけが許可をもらえたのでしょうか?
●うん、どうしてでしょう。(笑い)強いて言うと例えばアインシュタインやピカソなど特別な人が調査したいから見せてほしいと言えば許可してくれる場合があるでしょう。特にソ連時代には英雄に対して特別な許可や待遇をする習慣がありました。この名残りが今も根強くロシア、ウクライナに残っているからだと思います。

今回の取材調査結果は世界中のマスメディアが注目

○200m手前の写真や4号炉内の写真、ビデオフイルムは世界中のマスメディアが注目していると聞きましたが。
●ええ、200m手前の私の写真は世界的に有名なタス通信社が記事と共に各国に流す予定になっています。また4号炉の中の撮影フイルムは今回の件を知った二つのテレビ局が争奪戦のように取り合いになりました。結局テレビの場合はTBS系列で4月24日以降にいろんな番組で放映される予定になり、また4号炉に入った週刊現代の場合は新聞・テレビに先駆けて4月24日発売(秋田は25日)でカラーグラビアと本文記事あわせて15ページの大特集の予定になっています。

○すると、あおぽはテレビや週刊誌等に先駆けて取材できたわけで、光栄です。
●私も光栄です。と言うのも、あおぽでゴッホの日本文字の解読の連載をしましたので、秋田に私のファンがたくさんいるからです。そのために秋田の人々には特別な思いがありますから。


              
五井野 正 (ごいの ただし) 科学者・芸術家
ウィッピー総合研究所 所長 / ロシア国立芸術アカデミー名誉正会員
スペイン王立薬学アカデミー会員 / アルメニア国立科学アカデミー会員
フランス芸術文化勲章受章
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