秋田県発!秋田のフリーペーパー【あおぽ(青いポスト21)】|「あおぽ」は秋田市内のほぼ全戸にポスティング。さらにチラシの選別配布ができ、的を絞った情報発信が可能です!魅力的なトピックスとともに、地域の企業・店舗・教室・求人情報などを載せており、高いレスポンス実績があります。秋田県ネットユーザーアンケートのフリーペーパー部門にて第一位の連覇実績。一番多くの方に読まれています!
五井野正博士の世界

原発による環境及び人的影響D

政・官・財・学・マスコミにとって原子力産業の恩恵は絶大

なぜ原子力は推進され安全と言われているのか、その理由は?

(前号より)
 さらに、東京電力が発注する原発工事一つ一つに3%のリベートが何らかの形で政治家達に流れるとしたら原子炉1基に150億円という大金が政治家達の懐に入ることになる。総理を目指す有力政治家なら金と票欲しさに原子力推進亡者に成り果てるのもしごく当然となる訳だ。
 しかも、中央官庁や国会議員だけでなく地方自治体にとっても原子力建設の恩恵は絶大だ。例えば、今回事故を起こした福島原発のある福島県には1974年から2002年の間に約1887億円、2004年度に限ってみれば、約130億円の交付金が支払われているというから県知事や市町村長 にとって大きな利権になろう。
 ところが、その利権よりも県民の安全を優先して佐藤栄佐久前福島県知事のように原発反対の立場を取ると利権者からの袋叩きになるだけでなく、冤罪でぶち込まれたと噂されるくらいに中央からも睨まれる結果となるため、もう誰も原発反対と口に出せなくなってしまうだろう。
 本来なら冤罪を批判して中立の立場で真実を国民に知らさなければならない立場のマスコミも単なるスポンサーあっての経営が成り立つ情けない企業体なのである。電力会社10社と電気事業連合会など関連団体から流れる広告宣伝費が年に1000億円近くの金額にのぼるとなると、原発を推進する電力会社の要望には企業として逆らえないであろう。
 イヤ、むしろ中曽根康弘代議士と共に原発を推進して、昭和31年1月1日に「原子力委員会」を設置すると、その初代委員長に納まったのが実は読売新聞の正力松太郎氏なのだから大マスコミの方が推進派と言えるだろう。
 となれば、そのライバルである朝日新聞は反原発派かというと、これも社長が原子力産業会議の理事であったり、やり手の論説主幹が原子力委員会の参与だったりして原子力推進派に納まってしまっているのだ。他の新聞社もトップが電力会社や原子力関連の重要ポストについているから原子力推進派とみていいだろう。
 すると、公共放送であるNHKの場合はどうだろう。これも、前述した故平岩外四元東京電力会長がNHKの経営問題委員になっているし、NHKの幹部も原子力関係の何らかのポストを持っているからこれも原子力推進派と見ていい。

電力会社は広告宣伝費接待等で新聞社、テレビ局、出版社などを買収

 と言うよりも、テレビや新聞などに出てくる有名なジャーナリズムの人達はほとんどが原子力推進派と見ていいだろう。何故なら少しでも反原発の立場や原子力に批判をしようならテレビや新聞等のマスコミ界から追放されてしまうのが現状だからである。
 例えば、あるライターが新聞に原発についての広告記事に500万円で出演依頼されたところ、原発はもう造るべきではないという主旨の話をしたら、結局掲載されなかったという話からも理解されよう。
 それどころか記者が”反原発記事“もしくは反原発者の記事を取り上げようとする時には上からストップをかける、あるいは内容を和らげるために上から”圧力“をかけてくるという気風にもなっているから反原発記事など書きようがない。
 例えば、週刊現代2011年5月21日号に掲載された記事によると、電力会社はマスコミ各社のデスクや部長クラスを原発施設のツアーに誘い、夜は一泊数万円もする高級旅館でコンパニオンを伴った宴会を催し深夜までドンチャン騒ぎをし、翌日はゴルフに誘ったりする接待等や多額の広告宣伝費によって、新聞社、テレビ局、出版社などを”買収“してきたと言うのである。
 これでは記者も原発推進の記事を書かざるを得ないことになる。現に私も『ザ・フナイ』2011年4月号132ページで記述したように、銀行や公共機関にたくさん置かれ発行部数も多いという月刊雑誌から私個人の芸術家や科学者としての取材が来たのであるが、私が反原発家だとして、その雑誌のスポンサーの東京電力の圧力で取材が駄目にされた経験がある。そのすぐ後に東京電力福島第一原子力発電所で原子炉事故が起きたことは単なる偶然では片付けられない面があるだろう。
 その雑誌は朝日新聞のOBが主体となって作られているようで、高円宮様が名誉総裁であったNPO子どもクラブの関係雑誌であった。
 私は一昨年にそのNPO子どもクラブの幹部からアジアの子ども達の絵画コンテストの特別審査委員長になって欲しいと頼まれ、引き受けたものだが、東京電力等の大企業がスポンサーとなっていた。
 原発の危険性を、私は国民に知らせたいだけで東京電力の批判など毛頭する気もない。むしろ、電磁波の遮断やPCBの処理等で困っているようだからその解決方法を知っている私は協力、もしくは助けてあげたいと思っているくらいだ。
 しかし、そういう私の想いにかかわらず、ただ反原発家だと決め付けられて、人格、人権まで無視するこうした電力会社の傲慢な態度が積算されて、石原慎太郎都知事の発言にもあるように天罰が下されたのかもしれない。
 とすれば、天(神)の力など信じない御用学者の予測よりも天(神)の力を信じる占いの方が当たると言えないだろうか?これが、今回の原稿で最初あたりに述べた御用学者より占いの方が当たるという理由である。

原子力推進派の学者や研究者は金や地位も名誉も欲しいままとなる

 原子力や放射線などの分野でマニュアル通りの事しか考えない、あるいは考えられない学者や研究者が御用学者になるには日本の場合至って簡単である。
 つまり原子力推進派になって天の声を待っていればいいのだ。
 例えば、原発推進派になった学者や研究者は大学の准教授になった途端に政府から声がかかり、原子力関連の各種委員会や政府組織に名を連ねることができると言われているからだ。それからは資金や資料の入手だけでなく電力会社から講演の依頼などで金も地位も名誉も欲しいままとなる。
 定年になれば電力会社が運営する研究所所長などのポストも用意されるという反面、少しでも原発や放射線の危険性を指摘したりすれば御用学者とは正反対の恵まれない研究生活を送ることになる。
 悲しいかな!これは間違いのない日本の現状と言えよう。
 2010年にノーベル化学賞を受賞したパデュー大学特別教授の根岸英一氏は日本の学者たちに警告する。
「東大の教授は東電に買収されています。そうすると公平にものを言えなくなる。だから、絶対に買収されてはいけません。私は買収されていないから、どこでも何に対しても自由に発言できるのです」
と、週刊現代の記者に語っている。現に東京電力から東京大学に「寄付講座」として計6億円の寄付がされているという。その東大から班目春樹元工学部教授が原子力安全委員会の委員長に選ばれた。彼は菅首相に「原発は絶対に爆発しません」と吹き込んで、その言葉を信じた首相はわざわざヘリコプターで福島原発の上空まで視察して、その後すぐに1号機が爆発したことは初動のミスとして後に大問題になった。
原子力や放射線などの分野でマニュアル通りの事しか考えない、あるいは考えられない学者や研究者が御用学者になるには日本の場合至って簡単である。
 つまり原子力推進派になって天の声を待っていればいいのだ。
 例えば、原発推進派になった学者や研究者は大学の准教授になった途端に政府から声がかかり、原子力関連の各種委員会や政府組織に名を連ねることができると言われているからだ。それからは資金や資料の入手だけでなく電力会社から講演の依頼などで金も地位も名誉も欲しいままとなる。
 定年になれば電力会社が運営する研究所所長などのポストも用意されるという反面、少しでも原発や放射線の危険性を指摘したりすれば御用学者とは正反対の恵まれない研究生活を送ることになる。
 悲しいかな!これは間違いのない日本の現状と言えよう。
 2010年にノーベル化学賞を受賞したパデュー大学特別教授の根岸英一氏は日本の学者たちに警告する。
「東大の教授は東電に買収されています。そうすると公平にものを言えなくなる。だから、絶対に買収されてはいけません。私は買収されていないから、どこでも何に対しても自由に発言できるのです」
と、週刊現代の記者に語っている。現に東京電力から東京大学に「寄付講座」として計6億円の寄付がされているという。その東大から班目春樹元工学部教授が原子力安全委員会の委員長に選ばれた。彼は菅首相に「原発は絶対に爆発しません」と吹き込んで、その言葉を信じた首相はわざわざヘリコプターで福島原発の上空まで視察して、その後すぐに1号機が爆発したことは初動のミスとして後に大問題になった。
 3月22日の参院予算委員会で彼は「想定が悪かった。(原発を)推進してきたひとりとして謝罪する」
と国民の前で陳謝したが本来、原子力委員会が原子力を推進、原子力安全委員会が安全だけを考えてブレーキを掛けるというシステムだったはずなのだが、ブレーキ役の原子力安全委員会がアクセル(推進)役を行っているのでは、これこそ「想定が悪かった」であろう。

(次号へ続く)

              
五井野 正 (ごいの ただし) 科学者・芸術家
ウィッピー総合研究所 所長 / ロシア国立芸術アカデミー名誉正会員
スペイン王立薬学アカデミー会員 / アルメニア国立科学アカデミー会員
フランス芸術文化勲章受章
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