秋田市役所広報課広報課長 海野容子さん

秋田市役所広報課
広報課長

海野容子
 秋田市役所職員である海野容子さんは、今年の4月、女性としてはじめて広報課長に就任し、市民の大切な情報源である「広報あきた」を女性の観点からみつめ、今まで以上に市民の皆様とのかけ橋になるように頑張っていらっしゃいます。
 21世紀は女性の時代と言われている昨今、その先駆けの一人として先頭を走っている海野さんに広報課長の立場から「広報あきた」に対する抱負や思い入れなどをいろいろ伺ってみました。

秋田市山王一丁目1‐1
TEL018‐866‐2034

◯広報課長に就任し、5ヶ月を過ぎましたがいかがですか。
☆そうですね。広報課配属となり、実際「広報あきた」を手がけてみて、あらためて忙しい部署だということがわかりびっくりしました。職員は取材から編集、校正と発行までのプロセスに対し、それぞれのセクションを一人で受け持っているんですね。少ない人数でハードな仕事を毎日残業の連続でこなしているんです。頑張っているんだなあと感心しています。

◯「広報あきた」にどのような抱負をお持ちですか。
☆秋田市の施策などといいますと、なかなか固い役所の仕事というイメージがあるんですね。でもこの施策は、市民の皆さんにとって一番身近で自分にふりかかってくるものがたくさんあるんです。それをわかりやすく紹介したり、豊富な情報を提供したりするのが広報課の仕事です。そういった意味では市民の皆さんとのコミュニケーションの場であってほしいし、これからもどんどんそういう役割を深めていきたいものだと思っています。

◯広報課に配属なる前の部署についてお話し下さい。
☆企画調整課におりました。市の総合計画や今一番注目されている地方分権、それから秋田市は中核市になりましたが、その関係の仕事をしてきました。

◯その経験を広報課でいかしていると思いますが。
☆そうであってほしいと考えております。

◯広報課長に就任後まわりの人達の反応はいかがですか。
☆最初はめずらしがられましたね(笑い)。でも特別なことはございません。

◯家庭と仕事の両立は大変だと思いますが。
☆主人が大変協力的なんですね。そういった意味では我家ではずいぶん前から男女共生が確立されていたように思います。今は子供達も大きくなりましたが、子育ての段階では両親や友人にも助けて頂きましたし、主人とは一緒に子育て、仕事をしてきたように思います。とても感謝しております。

◯仕事上の悩みなどの解決方法を聞かせて下さい。
☆家ではまず仕事の話はしないんですね。私は話したいんですが(笑い)。主人が聞きたがらないんですね。ですから、仕事上の悩みは本当に数多いんですが、職場の中で皆さんに助けて頂きながら解決してきましたね。

◯ストレス解消法をお話し下さい。
☆飲んだり食べたりするのが大好きなんですね(笑い)。気の合う仲間とおいしいものをおなかいっぱい食べて冷たいビールをキュッと飲んでおしゃべりして…(笑い)。

◯週に何回位ストレス解消にでかけるのですか。
☆決まってはいないんですが、週に複数回はあると申し上げた方がいいかも知れません(笑い)。


仕事の打ち合わせをする海野課長
◯趣味でストレスを解消することもあると思いますが。
☆寝ることが大好きです(笑い)。普段、仕事で外にでていますので、土曜、日曜は家の中で過ごすようにしています。それに本を読むことも好きなものですから、乱読なんですが、ジャンルにこだわらず何んでも読みますね。これもストレスの解消になっているかも知れませんね。

◯女性であるがゆえの仕事上のハンディ、プレッシャーなどはありますか。
☆役所内ではそれほど感じたことはないんですが、市民の方々が「女性」ということで不安をお持ちになっているのではないかと思ったことはありました。これは私自身未熟なせいもあると思いますが、やはりまだまだ社会そのものが男性中心という風潮もあるためなのではないかと思うこともあります。本当にもっともっと頑張らなければいけないと思っています。

◯ファッションについてはどのようにお考えですか。
☆基本的には自分に似合っていればなんでもいいと思います。私は流行に左右されることがないんですね。決まりきった洋服しか着用しないんですが、その中でも何か一つおしゃれできればいいなあと思います。ただおしゃれをしている人達をみるのは大好きです。何才になってもおしゃれ心を忘れないで持ち続けていきたいと思います。

◯21世紀は女性の時代と言われていますが、このことについてコメントをお願いします。
☆今は確かに「女性、女性…」と言われています。でもきっと、女性、男性と声高に言わなくなる時代がくるのではないかと思います。今活躍し頑張っている女性達は「女性が…」という意識を昔ほどもっていないのではないかと思いますね。これまでも女性の時代ではあったわけですからね。

◯確かにそうですね。
☆それは家庭内での家事や介護であったり…要するに家事全般いわゆる家内といわれるものだったと思うんですね。でもこれからはもっと社会で活躍の場が広がると思いますので、そういうのが女性の時代といわれるのかなあと思っています。そして性に関係なく能力に応じて当たり前のことが当たり前に行なわれて、真の女性の登用が行なわれてきた時に本当の意味での男女共生になるのではないか、女性の時代と言われなくてもいい人間としての本来の時代がくるのではないかと思います。

◯最後に秋田市の皆さんに一言お願いします。
☆市民の皆様から大変厳しいご意見などを頂戴します。それだけ関心を示し、読んで下さっているんだなあと思うと大変ありがたいことだと思っています。ぜひ「広報あきた」を読んだことのない方も一度手に取ってご覧になり、頑張っている秋田市、そして秋田の今、秋田の発展を知って頂きたいと思っています。

◯ありがとうございました。

あ と が き

好きな曲は…との問いにドリカムの「未来予想図2」と恥ずかしげに答える海野さん。子供の影響かも知れないが、なぜかドリカムが好きなのだと話す。課長という大役にもかかわらず、明るくとても前向きで柔軟な思考で指導力を発揮している姿は、部下にとっては良き相談役、又、お母さん的な存在でもあるのだろうか、たのもしさを感じてしまったのである。今、若い人達は性を意識しないで育ってきている。しかし、就職の段階で初めて男女格差に直面し「なぜ?」と疑問を感じているのではないだろうか。そういうことをなくす為にも又、あとに続く人達が活躍しやすい環境づくりの為にもどんどん頑張ってほしい!!


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