佐々木フサさん

佐々木フサ
 チラシなどの不用紙を長方形に切り、それを折って三角形の小さなパーツをたくさん作り、それらを積み木のように積み上げて作品を完成させていくリサイクルとリハビリのペーパーブロック。佐々木フサさんは友人の玉尾マサ子さんとともにペーパーブロックの魅力にとりつかれ展示会に参加できるほどの作品(つるやふくろう)を完成させ楽しんでいらっしゃいます。
 佐々木さんにこのペーパーブロックとの出合いなどについてお話を伺ってみました。

秋田市茨島2-14-45
TEL.018-862-9387

◯折り紙手芸についてお話し下さい。
☆5・6cmの長方形の紙を折って小さな三角形のパーツを作り、それを積み木のように積み上げて動物やくだものなどの作品をつくり上げるというものです。

◯作品を一つ作るのにどの位時間がかかるのですか。
☆作品によって違いますが、三角形のパーツを何百枚と使うんです。このパーツを折るのに非常に時間がかかります。テレビを見ながらでもちょっと時間があれば折っておきそれを後でまとめて使います。

◯のりなどで固定しているんですか。
☆いいえ、そうではないです。三角形に折ったものをただ積み上げていくだけの作業なんですが、これが又、童心にかえったようで楽しくって仕方がないんです(笑い)。

◯折り方は簡単なんですか。
☆覚えてしまえば簡単です。長方形の紙を半分に折ってそれをもう一度半分に折って、先をとがらせるように中心に折り合わせ、下からも中心に折り合わせたものを半分に折ってさらに半分に折って出来上がりですから。(折り方参照)

◯紙にも折りやすい紙と折りにくい紙とがあると思いますが。
☆あります。一番折りやすいのはコピー用紙のような紙です。厚くても薄くても折りにくいです。

◯チラシなどを利用しているようですが。
☆チラシは色の種類が豊富ですからおもしろいものがたくさんできるんです。しかも紙そのものに光沢があるし、何んと言ってもお金がかかりません(笑い)。本来であればゴミになってしまうものをリサイクルしているんですから作品を作るという達成感の他に満足感もあります。使えそうなチラシや紙などは全部とってあります。


折り紙手芸の動物たち

茨島コミセン祭に参加した時の作品
◯チラシなどはサイズが全部違いますが。
☆そうなんです。それを全部きれいに切って使うんです。この切るという作業にも時間がかかるんです。

◯紙はかなり使うと思いますが。
☆使います。足りなくなると近所の人から頂いたりあとは折り紙を買ったりしています。

◯折り紙手芸をはじめたきっかけをお話し下さい。
☆某病院の入口に飾ってあった作品を見た瞬間に『作りたい』と思ったのがきっかけなんですが、忙しさに追われ作れなかったんです。でもずっと心に残っていました。

◯リハビリテーションにもあったそうですが。
☆そうなんです(笑い)。リハビリテーションに行った時にやはり休憩室に作品(つる)が飾られていたんです。もう作りたくってどうしようもなくって申し分けないと思ったのですが、その下にあった土台をちょっと拝借してほどいてみたんです。そしたらそんなにむずかしいものではなかったし、これならできると思いました。次の日早速娘が材料を買ってきてくれたことが始まりです。


友人の玉尾マサ子さん(左)と
お茶会に参加した佐々木さん
◯指導を受けたのですか。
☆いいえ、本を見ながら子供達や友人の玉尾さんとも一緒に思考錯誤しながら始めました。

◯手先が器用なのだと思いますが。
☆どうなんでしょうか(笑い)。これはだれにでも出来ると思います。今、男性の間でも広まっているんです。紙に触れて手先を動かすというのはリハビリにも最高だと思います。しかもできた作品は同じものであってもみんな表情が違います。その人の手で違うんでしょうね。本当におもしろいと思います。

◯茨島のコミセン祭に参加したそうですが。
☆ハイ、そうです。たまたま知人からおさそいがあって展示してみました。皆んなにびっくりされましたが本当にうれしかったです。

◯一番楽しいことは何ですか。
☆作品が完成した時ですね。一つの作品が完成すると次はどういうものに挑戦するか考えるだけで楽しいし、その作品に使うリボンや小物、付属品を買いにでかけたり、出来上がった作品をお互いに批評しあったり…。この喜びは作ってみないとわからないと思います。

折 り 方
1.長方形を半分に折ります。 2.もう一度半分に折ります。 3.先をとがらせて折り合わせます。
4.上からも折り合わせます。 5.半分に折ります。 6.もう一度半分に折ります。
◯作品をたのまれることもあると思いますが。
☆短時間でできるというものではありませんので、今はたのまれることはないです。ただ出来たものを差し上げたり、要望があると教えたりしています。

◯最後に一言お願いします。
☆三角形のパーツを折るのに時間はかかりますが、チラシなどのリサイクルにもなるし、手先を使うのでリハビリにもなります。しかもとても楽しいし、ぜひ挑戦してみて下さい。

◯ありがとうございました。

あ と が き

佐々木さんは「折り紙手芸が楽しくて仕方がないです。朝起きると少しの時間でも惜しみ折り続けています。」と話している。友人の玉尾さんと二人三脚でしかも御主人や子供さん達にも手伝ってもらい頑張っている。本来であれば捨てる紙を再利用し、いろいろな作品にリサイクルできるというのはすばらしいことだ。しかも佐々木さんは、この折り紙手芸だけでなくもっといろんなものに挑戦したいととても前向きなのだ。これからも何事にも負けない強い精神で頑張ってぜひ、展示会を開催してほしいものだ。


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