| 山口善生さん |
![]() 山口善生 |
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| ◯浮世絵は印象派誕生の発端になったと言われていますが。 ☆その通りですね。江戸時代末期、フランスの画家ブラックモンが日本から送られてきた伊万里焼の包み紙に使われていた北斎漫画の一片を発見し、マネやドガら友人に見せて回ったことが発端のようですね。 ◯浮世絵は庶民にとってどういう役割を果たしていたのですか。 ◯浮世絵は世界的にどういう評価を受けているのですか。 ◯ゴッホは日本に憧れていたと聞いていますが。 |
| ◯米国公益法人歌川派門人会の初代会長五井野正博士はゴッホ研究の世界的な権威者だということですが。 ☆その通りですね。浮世絵に鏡絵というのがあるんですが、その中にゴッホ自身が描いた自画像を描き入れてゴッホの願いを叶えるという画期的な作品「鏡の中のホッホ」を発表し、世界中で大反響を呼び起こしましたね。 ◯ゴッホは歌川派の作品を多く収集していたようですが。 ◯浮世絵には流派がたくさんあるのですか。 |
![]() 西国八番 長谷寺 1858年 |
![]() 三美人花見の図 喜多川歌麿画 1800年頃 |
◯浮世絵はどのようにして制作されたのですか。 ☆現在の版画のように一人で制作されたものではありません。版元、絵師、彫師、刷師の共同作業だったんですね。 ◯版元は今でいう出版社に当たると思いますが。 ◯山口さんは浮世絵の研究を始めて何年になるのですか。 |
| ◯観音霊験記の収集を始めたきっかけをお話し下さい。 ☆私は奈良県の西国八番礼所の長谷寺の近くで生まれ育っているんですが、浮世絵の勉強を始めてから観音霊験記のシリーズがあることを知りびっくりしました。これはぜひとも研究してみたいとの想いから集め始めました。 ◯観音霊験記とはどういうものですか。 |
![]() 浮世絵・切手文化館の展覧会場の 長谷寺の前での山口さん |
| ◯奥様も浮世絵を収集しているようですが。 ☆家内は大豆料理を研究しているものですから、料理に関する浮世絵を集めているんですね。今、浮世絵・切手文化館で家内が収集している料理に関するものと、私の観音霊験記を合わせて展覧していますので見て頂きたいですね。 ◯浮世絵の魅力をお話し下さい。 ◯浮世絵収集で楽しいと思うことをお話し下さい。 ◯最後に秋田の皆さんにコメントをお願いします。 ◯ありがとうございました。 |
| あ と が き 外国人がもっている日本のイメージ「富士・桜・芸者」は浮世絵に描かれた富士山(北斎の 赤富士)や歌舞伎の芝居絵に描かれた桜や花魁(おいらん)からきていると言われています。 山口善生さんは仕事のかたわら奥さんの多恵さんとともに、日本を代表する文化であり世界 に通用する美術品である浮世絵の研究を続けながら各地で展覧会を開催し、浮世絵の啓蒙活動 を行なっています。山口さんに浮世絵についていろいろお話を伺ってみました。 |