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あおぽオススメの観光スポット その3
レジャーを楽しみながらストレスを解消しよう!


 羽田空港からモノレールで浜松町駅下車、日の出桟橋まで徒歩7〜8分で、隅田川を上り下りする水上バス発着所に到着する。
 隅田川といえば江戸時代から春の花見、夏の花火と季節を彩ってきた下町になくてはならない風景のひとつだ。下町情緒たっぷりで流れる川を前にするとなぜかホッとし、気持ちがおちつく。隅田川に心を癒されながら江戸の情緒を受け継ぐ浅草までの約40分の隅田川ラインに乗船することになった。
 隅田川ラインの一番の見どころは、「日の出桟橋」と「浅草」との間にかかる12の橋である。浜離宮前を通り勝鬨橋、永代橋、清洲橋など個性的な橋ばかりを次から次とくぐりぬけていく。川面を渡る清々しい風に吹かれ、日常とはひと味違う船上から眺めるドラマチックな景観、ゆったりした時間に思わず我を忘れてしまう。JRの山手線を利用するのもいいがたまにはのんびりとした船旅もいいものだ。いつもとは違う東京を発見できておもしろい。



隅 田 川

 隅田川は江戸時代、時折、川の水が濁ったことから「墨田」という字が充てられ、大川とも呼ばれていたという。そして物流のルートでもあったと同時に周囲から江戸の町を守る要塞としての役割も果たしていたといわれている。その後江戸の町に平和が訪れると陸路の流通や人々の往来のために橋が架けられるようになったが、特に関東大震災後は次々と新しい橋が建設され、現在の隅田川を彩っているのである。
 今回はあおぽオススメの観光地として隅田川の水上バスを取り上げたが、隅田川の美しさを満喫するためには、川に沿ってゆっくりと歩きながらの方がより素晴らしさを実感できるかもしれない。羽を休めるカモメたち、のどかな風景の隅田川は、朝、昼、夕暮れ、そして日が落ちてからのライトアップされた橋まで、川にはいろいろな表情があって飽きがこないのだ。

 一緒に乗船した男性に声をかけてみると「私は隅田川が好きでよく家族で来ますが、子供たちも船遊びが好きで1日いっぱい遊んでいても飽きないようです。特に夕暮れ時のライトアップされた橋は、それはそれはみごとでうっとりしてしまいます。隅田川は私の心のふるさとです。」ときっぱりと言い切った。隣にいる奥さんは「私はこの近くで生まれましたので、隅田川とともに生きてきたように思います。この辺は春になると花見客で賑わいますが、特に私は夏の花火大会が好きで、今でも楽しみに待っています。子供の頃全国から大勢の人達がどっと押し寄せ、押されながら大輪のような花火を家族とともに見て感激で震えたのを今でも思い出します。」と懐かしそうに話していた。
 ひとり旅の女性は「いつも仕事に追われているので、疲れてくると隅田川に遊びにきます。不思議なものでわずか40分の船旅なのに自分の悩みがいかに小さなものであるか分かるんですね。わざわざ遠くに行かなくても自分の身近に心の安らぐ場所があることを本当に幸せに思います。こうして川を眺めているだけで悩みなんか吹っ飛んでしまい、何となく人生観が変ったように思います。」と歯切れのよいソフトで明るい声が水面にこだまするかのようだ。心無しかカモメたちも喜んでいるような気がする。


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