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いつかは行きたい北海道
日本最北端の旅
稚内・礼文利尻サロベツ国立公園

 どこに行っても魅力的な場所が多く、どんなタイプの旅人も受け入れてくれるのが北海道だ。
 あおぽ編集部は日本海とオホーツク海に囲まれた日本最北の岬のある街・稚内、そして日本で最も北端にある国立公園として有名な利尻礼文サロベツ国立公園を旅してみた。



見どころ、食べどころ、遊びどころがいっぱい。
あなたならどんなたびを楽しみますか。


 稚内はアイヌ語の「ヤム・ワッカ・ナイ(冷たい水の出る沢)」を語源とし、樺太(サハリン)との貿易拠点として栄えた街で、ノシャップと宗谷という二つの岬に囲まれている。
 また、日本百名山のひとつである利尻島は稚内の西、日本海に馬部島であり、なだらかな丘陵が続く細長い隣の礼文島と対で知られている。
 ここは、四季それぞれに最高の美しさに変化し、旅行者や登山者、また、この島で暮らすすべての人々に楽しみと恵みを与えてくれる。


宗谷岬
 宗谷岬は江戸時代から北方警備の地・ロシアへの軍事基地として栄えた街であり、慶長8年、松前藩領になったとき、宗谷に利尻・礼文・樺太を司る役宅が置かれたのが始まりだという。文化5年には間宮林蔵たちがこの宗谷岬から樺太に渡った。
 また、宗谷岬には北原白秋、斎藤茂吉など多くの歌人、詩人、俳人が訪れ、数多くの作品を残している。

ノシャップ岬
アイヌ語で「ノッ・シャム」といい「岬がアゴのように突き出たところ」「波のくだける場所」2つの意味があると言われている。
 眼前には利尻富士と礼文島、サハリンの島影を一望でき、夕日が美しい承継地として知られている。
 7・8月の早朝は夏の風物詩"利尻昆布の採取風景"を見ることができる。
 北市場では、漁港より水揚げされた活きの良いタラバガニなどの新鮮な魚介類をはじめ海産物、北海道の銘菓が豊富に販売されている。
 また、「海鮮レストラン・夢広場」ではカニ料理やうに料理など水揚げされたばかりの新鮮な魚介類をふんだんに使ったメニューが豊富に揃い訪れる人たちを喜ばせている。



利尻礼文サロベツ国立公園

 利尻礼文サロベツ国立公園は、利尻・礼文の二島と稚内の抜海から稚咲内海岸、さらに豊富・幌延の1市2町にまたがるサロベツ原野を含み、昭和49年に指定された国立公園である。
 日本百名山にもかぞれられる「利尻富士」が中央にどっしりとたたずむ利尻島と厳しい自然にありながら美しい高山植物が咲き乱れる「花の浮島」礼文島。
 これら二つの島はそれぞれ異なる魅力に溢れ毎年花の季節には大勢の観光客で賑わう。
 自然美豊かな利尻島・礼文島では思いっきりハイキングを楽しむことができる。

花の浮島と呼ばれる日本最北の島<礼文島>
 礼文島はアイヌ語の「レブンシリ」が語源で"沖ノ島"の意味がある。
 主な見どころは、島南西部の桃岩・元地海岸周辺と北部のスコトン岬周辺に分かれるようだ。
 利尻と礼文の間はわずか8キロ、姉妹のような島だが、島の誕生は礼文の方がはるかに古く、植生にも大きな違いがある。
 高山植物は利尻では山の頂上付近にしか見られないが、しかし、礼文島は海抜ゼロメートルから咲いている。その数は約300種あり、寒地系の希少種である"レブンアツモリソウ"はサハリンなどの北方がルーツと考えられている。独特の花弁からはるか遠く氷河期の香りがしのばれるという。
 また、礼文島はこの季節周囲72kmの島全体がさまざまな花で埋め尽くされる。

山と水と森の島<利尻島>
 花弁か利尻はアイヌ語で「リィシリ」が語源で"高い島"の意味がある。
 最北の荒海にはぐくまれた利尻島の良質の海産物。「うに」は「利尻昆布」を食べて育つので旨いことで有名だ。
 この利尻島産の利尻昆布は日本海を北上する対馬暖流とオホーツクの還流が交じり合う栄養豊富な海で育ち、澄んで上品なダシがとれる高級品として全国に広く知られている。

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