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二階俊博経済産業大臣に聞く

中小企業対策・産業だけでなくオール日本で取り組む課題
中国だけでなくインドも視野に入れるべき




 あおぽ編集部は、ニューマスメディアとしての視点から、中央のタイムリーなニュースを秋田の皆さんに伝えていこうと、中央と秋田を直結するシリーズを始めた。
 第4回目は昭和58年に衆議院議員に初当選、以来、運輸大臣等の要職を歴任し、このたび経済産業大臣に就任した二階俊博氏に中小企業対策の重要性についてお話を聞くことができた。
 二階経済産業大臣は就任以来、ジュネーブでのWTO(世界貿易機関)の閣僚会議や釜山でのAPEC(アジア太平洋経済協力会議)の会合に出席し、帰国後すぐに駆けつけての講演だった。
 二階経済相は最初にWTOの話からはじめた。インドのナート商工相から「トヨタやスズキの大手工場はきている。大手工場だけでなく日本の中小企業にもぜひ来てもらいたい」という話をされ「これからは中国だという声が多く、私もこれを否定はしない。しかし、インドを抜きにして日本の発展は考えられない。インドに日本の中小企業を進出させて工業団地を作りインドとの交流を深めたい」と語った。
 そして、148カ国が参加したWTOの会議での感想を「先進国と発展途上国が一堂に会し全く異なる意識の人たちが集まって会議をする難しさを感じた。 世界には一日1ドル以下の食費で生活している人が何億人もいる。そういう国の関心事と先進国の関心事は全く違う。どうしたら発展途上国の発展にお互いに力を貸せるか。同時に農業問題をどうクリアするかが焦点になる」と述べた。
 それから次にAPECでの話になった。大連の東北経済大学の客員教授を務めていたこともある二階経済相は、大連市長経験者の中国の薄商務相と東シナ海のガス田について「両国が協力・強調しあってお互いに利益をもたらそうと話し合った。薄商務相がそのまま責任者ではないかも知れない。しかし、日中友好で東シナ海を友情の海とすべきではないかという意見で一致した」と語った。
 二階経済相は運輸相時代、最初に5000人、次に1万3000人の訪中団を組織して訪中し、人民大会堂を埋めて当時の国家主席・江沢民氏を感激させた実績がある。
 最後に「中国は海軍がついてきてガスを掘削している。日本も巡視艇や自衛艇を出せという声もあるが、しかし、そうなると感情が入ってしまう。軟弱と言われようが両国民のために理性的に解決すべきだと思う。内弁慶がどんなに強いことを言っても何も始まらない。中国とは2000年の歴史がありこれから2000年もある」と述べ「中小企業対策を前よりもよくなったという声の聞こえる改革をしていきたい」と語った。



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