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平沼赳夫元経済産業大臣に聞く

「女系天皇を容認する皇室典範改正案はもっと議論を重ね慎重に進めるべき!!」と熱っぽく語る。

 あおぽ編集部は、ニューマスメディアとしての視点から、中央のタイムリーなニュースを秋田の皆さんに伝えていこうと、中央と秋田を直結するシリーズを始めた。
 第5回目は1980年に衆議院議員に初当選以来、運輸大臣や経済産業大臣等の要職を歴任、昨年の通常国会で郵政民営化関連法案に反対票を投じ続けたことで処分を受け自民党を離党した平沼赳夫衆議院議員に「女系天皇を容認する皇室典範改正案」についてお話を聞くことができた。
 平沼氏は現在、超党派の保守系議員でつくる「日本会議国会議員懇談会」の会長を務めている。



人気急上昇の政治家の一人

 平沼元経済産業大臣は開口一番、刺客に圧勝した選挙戦について「選挙に強いことが政治家には大切。信念を貫き通したことにすがすがしさを感じる。いろんな人に心配をかけたが自分は有権者を裏切れない」と語った。
 全国からは“サムライだ”“本物の政治家だ”等というメールや手紙が相次いで寄せられており、今や人気がうなぎ上りの政治家の一人である。

 平沼氏は選挙の話もそこそこにさっそく本日のテーマである本題に入った。
「今皇室に男児が生まれないことから女帝論が起きているが、皇室典範の有識者の結論は女性天皇・女系を認めるということだった。しかし、有識者会議に皇室の専門家が1人位しか入っていない。皇族や政治家を関与させず、なぜロボット工学者やギリシャ文学者が皇室の伝統を論じる有識者なのか。しかもすでに女性天皇容認の報告書をまとめ政府は次の通常国会に改正案を提出する方針になっている。しかし今皇太子さまは45歳、秋篠宮さまが40歳そして男系女子である愛子様が後継者としていらっしゃる。何で来年の通常国会に法案を出して急いで決めようとするのか。もっと議論をして慎重に進めるべきだ」と述べた。



女帝と女系天皇の違いとは

 平沼氏はさらに話を進めた。「女帝と女系天皇を一緒に考えている人が多いが、しかし、これは大きく違う。皇室は父方に天皇を持つ男系で継承してきた。過去には8人の方、10代の女帝がいたが男系で女帝がつなぎをつとめられた。男系に重きを置き万世一系を守り続けてきた世界に全く類を見ない大切なものを、男女同権とかイギリスやデンマークは女王だとか、改革感覚で歴史を簡単に変えていいのか。国民に理解をして頂くためにもっと議論を起こすべきであり、来年の通常国会で結論を出すべきではない」と強調した。
 これまでの女性天皇は天皇たる夫を亡くした未亡人または未婚で夫がいなかった方だったため男系に戻ることができたというのだ。
 過去には皇位を継ぐ男子がいない場合、11代に遡って天皇を決めたこともあり、また、江戸時代に7親等はなれた方を探して皇位につけたこともあった。それが明治、大正と現在に続いている。
 「左翼系の学者は、民主主義の立場から天皇制の廃止を目指している。そのための最大の障害が万世一系であり、これが女系天皇になり万世一系がつぶれれば天皇制をつぶす大きなチャンスになると見ている。そのため左翼系は今回の報告に賛成なのだ」と述べ、女系天皇への改革が天皇制廃止への道筋になると平沼氏は指摘した。



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