秋田県発!秋田の市民新聞あおぽ


アニメソングの第一人者 水木一郎氏歌う!!
秋田のヒーロー 超神ネイガー主題歌



 秋田を守るヒーロー“超神ネイガー”の主題歌を歌うのは「マジンガーZ」「ぼくらのバロム1」「バビル2世「燃えろ!仮面ライダー」など、数々のアニメ・特撮ソングを歌い続け、持ち歌は1000曲を超えるアニメソング界の帝王こと水木一郎氏だ。
 秋田県民の秋田県民による秋田県民のためのヒーロー“超神ネイガー”は海を、山を、そして秋田を守る、秋田発のヒーローとして秋田だけでなく、日本全国にその名が知れ渡っている。また、日本で一番のローカルヒーローと日本で一番のアニメ歌手との組み合わせに人気がさらに急上昇、評判は海を越え、今や世界にまで羽ばたきはじめているのだ。
 ネイガーは秋田という土地の受け皿と大人の本気が生み出した血の通ったキャラクターであるからこそ水木一郎氏も絶賛するし、歌もまた熱く子どもたちにも愛され、地元にも根付くのだ。
 そこで、子どもたちに夢と希望を与えて30余年、アニメソングという宝を世界に広め、次の世代に継承するべく新たなる挑戦を続けている水木一郎氏に、“超神ネイガー”との出会い等についてインタビューしてみた。


(インタビュー:石塚編集長 / ゲスト:水木一郎氏

水木一郎さんと言えば、アニメソングの第一人者と伺っていますが、
アニメソングを歌い始めたきっかけをお話下さい。


歌謡曲で歌手デビューしたのが20歳で、アニメソングに転向したのは23歳になってからでした。子どもの頃から映画音楽が好きだったので、テレビ映画の主題歌を歌うのもいいかなと思っていたちょうどその頃、日本コロムビア(現コロムビアミュージックエンタテインメント)でアニメソングの専門歌手を育てるという話が持ち上がり、僕に白羽の矢が立ったんです。しかし考えてみると17歳の時、『シェナンドー』というテレビ映画の主題歌・日本語版をったのが初レコーディングだったので、その頃からそういう方向に向かっていたように思います。ただ僕はアニメを知らない世代ですからね。その後、アニメブームが起こり、気が付いたら1000曲以上レコーディングしていました。

アニメは世 界に誇る日本文化の一つだと聞いていますが。

そうですね。何しろ日本のアニメは世界中にファンをたくさん持っていますから。そして、アニメと切っても切り離せないのがアニメソングです。アニメソング・シンガーは、外国の歌手から尊敬され、認められていますね。


そのアニメソング・シンガーのパイオニアが水木一郎さんですね。

(笑)僕の顔は知らなくても僕の声を聴いて育った子どもたちが日本はもちろん世界各国にたくさんいますからね。それに影響を受けたアーティストも数多くいます。フランスのDJ、ディミトリ・フロム・パリもその一人で、後に競演も果たしました。


ところで、ネイガーは東京や他の県でどのような反応があるんですか。

すごいですよ。スタンディングで盛りあがる熱いアニメソングのライブがあるんですが、その東京公演にネイガーに駆けつけてもらったところ、一段と沸きましたよ。共演したアーティストまでもが記念撮影をする程人気でした。ローカルヒーローは数あれど、ネイガーほど脚光を浴び、メディアでとりあげられているヒーローもいないし、各方面が注目し、研究しています。国内はもちろん世界中に自慢できるキャラクターだと思います。ネイガーの凄さは年配の方からパパママ、そして幼稚園児まで幅広い層に支持されているということと、プロでも思いつかないような独自のコンセプトを持っているキャラクターだということです。ネイガーは秋田でなければ生まれなかったヒーローです。


ネイガーのテーマソングを歌ってほしいと依頼された時、
抵抗感はなかったのですか。また、ネイガーとの出会いについてお話下さい。


ネイガーとはこれまた不思議な縁がありましてね。僕の事務所が渋谷にあるんですが、たまたま近くにあるカウンターバーで飲んでいたとき、隣に座った人がネイガーの話を持ちかけてきたんですね。彼が言うには『秋田のヒーロー・ネイガーが凄いんだ。その歌を水木一郎さんに歌ってもらえないか』と言うわけです。ローカルヒーローは不安もありましたが、資料を見てみると非常にしっかりしているんですね。それで歌って見ようと決心しました。レコーディングの時『標準語の詩も用意しますか』と言われたんですが、方言は温かい言葉なのでそのままで歌うことになりました。これまで1000曲以上レコーディングしていますが、方言でのレコーディングは初めてでした(笑)。


都会の人から見ると方言は外国語のように聞こえるのではないですか。

いや、実はそうなんですよ。近所のおばさんから『水木さん、最近なんか英語の歌、歌ってんですね』と言われたんですよ(笑)。いや『あれは秋田弁なんだよ秋田弁(笑)』と答えてますが、英語に聞こえたんでしょう。ところが、タイミングがいいというか、最近、高校生など若い人の間ではメールのやり取りに各地の方言が使われていたりするんですね。理由は、可愛いからと言うことですが、若い人たちは方言を古い田舎の言葉だと思わないで新しい言葉だと思って楽しんでいるんですね。


たびたび秋田に来ていると伺いましたが、秋田の印象をお話下さい。

秋田県といえばすぐ秋田美人や食べ物ではきりたんぽを思い浮かべますが、僕の場合、ネイガーと付き合っているせいかも知れませんが、秋田県の人は人なつこく温かい人が多いのが印象的だと感じています。


先生の今後の、展望等をお話下さい。

僕の仕事には先輩がいませんでしたから、自分が歩いてきたこの道を継いでくれる後輩を育成しようと10年前にヴォーカルスクールをスタートさせました。彼らがアニメソングの明日を受け継いでいってくれればと思っています。そして僕は不思議なことにこれまで10年周期でいろんな転機を迎えています。今50代の後半、ですからあと数年で60代を迎えます。何が起こるのかは現時点では分りませんがきっと何か素晴らしいことがあるはずだと考えています。とても楽しみにしています。


きっと水木先生には素晴らしい60代 が待っていることと思います。益々の活躍を期待しています。有難うございました。


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