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花形役者 〜大首絵の魅力を味わう!〜


 大首絵とは、役者や美人など人物の上半身を大きく、特に顔の表情を強調して描いた手法である。
江戸時代には歌舞伎の浮世絵が大量に作られ、歌舞伎の舞台を描いたものだけでなく、この大首絵のように役者のアップを描いたものも多い。そして、現在のポスターと同様に演ずる役者の絵は上演前に大量に販売され、大きな宣伝効果が得られていたという。
人気役者の浮世絵が大量に買われれば、その絵に描かれたものも同時に宣伝されたことになると、人気役者の広告媒体効果に目を付けたのが三代歌川豊国であった。
そのため発行部数の多い浮世絵ほど高い広告宣伝料が入ることになったのである。

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